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​ご挨拶

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 岡山体育学会は、社団法人日本体育学会の支部組織として1993年に発足しました。公益法人制度改革に伴い、日本体育学会が社団法人から一般社団法人へ移行した際に、独立し岡山体育学会2017年となりました。しかしながら、日本体育学会の支部組織としての趣旨を受け継ぎ現在に至っています。

 日本体育学会の目的は、体育学に関する学理及び

その応用について進歩と普及を図ることにあります。岡山体育学会は、地域の文化と整合性がとれ、かつ地域の特性を生かした体育学の発展に貢献することを目的とする学術団体です。

 現在、岡山体育学会誌である「岡山体育学研究」を年に1回発刊し、第27巻に至っています。学会誌には、これまでに115編の学術論文等が掲載され、地域の会員の学術的な体育・スポーツ・科学の発展に寄与しています。同時に、年一回の学術集会を開催し、口頭発表による研究で得られた知見の公表の機会を提供してきています。

 県内の大学教員を中心とした理事会を組織し、総会に議案が図られ総会の議決により、運営方針などが定められています。これらの手続きは、全て岡山体育学会会則に従って運用されています。

 若手研究者の育成を推進するために、若手研究者への奨励金制度を設け、その成果を岡山体育研究に投稿することになっています。

 会員は、大学関係者にとどまらず、小学校、中学校、高等学校の保健体育教員及び健康増進施設の指導員等からなり幅広い分野からの情報交換の場になっています。

 1964年の東京オリンピック後、国民の健康づくりに関する関心が高まり、健康・体力づくりが促進しました。これらの健康・体力づくり運動は、オリンピックレガシーとして日本国民の体育学研究の発展に結びついています。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーとして、国民の身体活動の意欲の向上が期待できます。その期待に沿う様に、小さな子どもたちから高齢者に至る地域特性を踏まえた体育学の普及・発展に応えてるために、今後の活動に、ご協力をお願いする次第です。

2020年4月​

岡山体育学会 会長

​小野寺 昇

​(川崎医療福祉大学医療技術学部健康体育学科 教授)

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